2013年9月17日
DESIGNEAST04
昨年に引き続き、DESIGNEASTにマーケッターとして出店させていただきました。
DESIGNEASTは、世界のEAST大阪から国際水準のデザインを考えるプロジェクトで今年で5回目の開催となります。(00〜04)
当日はプロのデザイナーから学生さん、東京はもちろん、海外や淡路島や小豆島の方々まで、幅広い方々に訪れていただきました。
髙山堂は販売の他、菓子づくりに使う道具たちの展示や、インスタレーション和菓子の展示販売も行いました。
デザインという言葉の持つ何やら魔法のような実態のない「不可解なもの」への私たち自身の考えとして、「いろかたちを すててこそみうる うつくしさ」というタイトルで真白(ましろ)で丸い上生菓子を製作しました。
上生菓子は季節の花鳥風月を抽象的に表したもの。そこでは季節の色や表現としての形作り(あくまでデフォルメで)が必須となりますが、あえてそれを表現として捨てることで素材本来の持つ美しさや艶めかしさが際立ち、潜在的に私たちの心にざわざわする気持ちを引き起こしてくれると私たちは考え、このようなタブーの上生菓子を作りました。
なかなか会場で説明することが難しく、伝えきれなかったことがたくさんで反省ですが、また今後もこのような上生菓子づくりにも挑戦していきたく思います。