2016年12月2日
『TIN』展 @SEN&GALLERY
11月19日(土)〜27(日)まで総勢20名の作家さんによる合同展示『TIN』展が、北浜のSEN&GALLERYにて開催されました。
髙山堂ではそのオープニングレセプションに召し上がっていただく『TIN』つまり「珍」なオリジナル生菓子を作らせていただきました。
すでにそれぞれに世界観をお持ちの作家さんが生み出す『TIN』な作品が並ぶ空間の中において、本質からぶれずに『TIN』な世界観に共鳴できる和菓子、、、
髙山堂ではこんな応えを作り出してみました。
普段お店では絶対に並ばない、まさに『TIN』な和菓子ができたと自負しております。
素晴らしい機会をお与えいただき、多くの刺激を受けました。
ありがとうございました!
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『TIN』和菓子 キャプション
「絞」 shibo *煉切/しろ餡
和菓子は想いを秘めている。
日本人の奥床しくも美しい想い。
その想いを包み、絞り、綴じ込めて。
「包」 tsutsumi *煉切/漉し餡
和菓子の心は包む心。
内に秘めた温かくも強い心。
その心を包みつつ、そっと漂わせて。
「椿」 tsubaki *煉切/しろ餡
椿は冬の花。凜と咲き、潔く散る。
椿は日本人の美意識をかき立てる。
黒く染めてもその存在感は高まるばかり。
「葉」 yo *煉切/漉し餡
葉は色づく。
環境に極めて順応に色づく。
時にはこんな風に飾ってみたいかも。